金融機関もいろいろ対策をしているようですが

実際に経験した人はよくおっしゃいます

相続は大変です

どこの金融機関に口座がある

どこの証券会社に口座がある

どこで借金をしている

自宅以外に不動産がある

と事細かにリストを作っている人はほぼいません

相続が開始したときに

それらを調べるのに労力を要します

最近はネットバンクや

ネット証券での取引が多く

それらは実際に身近に支店等はありません

最近金融機関も相続手続きを

統一しようという動きも見られますが

まだ完全ではありません

各金融機関によって必要書類が違ったりします

森永さんは闘病中で

ご自身が命の期限をある程度理解しておられるので

口座の一本化をされていますが

私たちもいつ死ぬかわかりません

事故や災害なども頻発してますし

遺言作成したら？と言われたら

不快感をあらわにする方も少なくありません

また自分の死んだ後のことは

知らないという方もおられます

遺言は誰に自分の遺産を相続させる

という意味だけでなく

自分の遺産をどのように使ってほしいか

という意思表示をする意味もあります

遺言という形にしなくても

リストを作成しているだけでも

遺された者に対するおもいやりです

少し考えてみませんか？