ごめんなさいが言えない大人

先日とあるところで知らない人に威圧的に文句を言われました。

思い当たることが全くなく人違いをしてるんだろうと思いましたが、

あまりに執拗に言い続けるので言い返そうかと思ってたところ、

連れの人が来てその人ではないと言ってくれやっとおさまりました。

しかし謝罪の一言もなくその場から去っていってしまいました。

連れの人は後ろを振り返りながら申し訳なさそうにしていましたが、

やはり一言もなく去っていきました。

よく確かめて文句を言うでもなく、自分の感情もコントロールできない。

腹が立ちモヤモヤましたが、かわいそうな人だと思って我慢しました。

なぜ自らの非を認めることができないのでしょう。


ごめんなさいが言えない大人

私たちの社会で、日常生活や人間関係において謝罪が求められる場面は数多くあります。しかし、残念ながら「ごめんなさい」が言えない大人も少なくありません。なぜでしょうか?

自尊心とプライドの壁

多くの人は、自分の過ちを認めることが自尊心やプライドを傷つけると感じています。特に、リーダーや上司などの立場にある人は、謝罪することで権威が失われると考えがちです。しかし、真のリーダーシップは誠実さと責任を伴うものであり、過ちを認めることはむしろ信頼を築く一歩となるのです。

過去の経験と育成環境

幼少期の育成環境や過去の経験も、「ごめんなさい」が言えない原因となりえます。例えば、厳格な家庭で育ち、過ちを許されない環境で育った場合、自分の過ちを認めることが難しくなることがあります。また、過去に謝罪が拒絶されたり、責められたりした経験も影響するでしょう。

感情のコントロールと自己防衛

人は、自分の感情をコントロールすることが難しいことがあります。特に怒りや恥ずかしさを感じたとき、自己防衛のために謝罪を避けることがあります。しかし、感情を適切に表現し、過ちを認めることは健全な人間関係を築くために重要です。


解決策とアプローチ

自己認識と成長

まず、自分自身の弱点を認識し、成長することが大切です。過ちを認めることは、自己成長の一環として捉え、過去の失敗を学びの機会として活かすことができます。

共感と理解

他者の立場や感情を理解し、共感することも重要です。謝罪は相手への思いやりと尊重の表現です。共感することで、謝罪が単なる言葉だけでなく、心からのものとなります。

コミュニケーションの改善

健全なコミュニケーションを築くために、日常的にオープンな対話を心がけましょう。意見の相違や誤解が生じた際も、冷静に話し合い、お互いの立場を尊重する姿勢が大切です。


「ごめんなさい」が言える大人になるためには、おもいやり、自己認識と成長、共感と理解、そして健全なコミュニケーションが不可欠です。これらを心がけることで、より良い人間関係を築き、豊かな人生を送ることができると思います。


少々長くなりましたが、ちょっとした気配りができる大人になれるように努力します。

喜多行政書士事務所

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