あなたの権利と利益を守る!知って得する手続き・申請

日々の生活の中で、「こんな制度があるなんて知らなかった」「手続きが難しそうで諦めた」という声をよく聞きます。

でも、法律や条例、規則、そして社会の慣習の中には、私たち一般市民の生活を守り、支える制度がたくさんあります。

今回は、知っておくだけで「得をする」かもしれない手続きや申請について、わかりやすくご紹介します。


1.【子育て世代必見】児童手当・高校無償化・出産育児一時金

✅ 児童手当

対象:中学校卒業までの子どもを養育する保護者

金額:月額10,000円~15,000円

手続き:出生届後、市区町村役場で申請

💡ポイント:引っ越しや再婚などで「受給できていなかった」ケースも。確認を!


✅ 高校授業料無償化制度(就学支援金制度)

対象:収入制限あり(世帯年収約910万円未満が目安)

内容:公立・私立高校の授業料を国が支援

申請:学校を通して申請書提出


✅ 出産育児一時金

内容:1児につき原則50万円支給(健康保険加入者)

申請方法:医療機関で「直接支払制度」が主流(本人の手続きは不要な場合あり)


2.【収入が減ったら】住民税の減免・国民健康保険料の軽減制度

✅ 住民税の減免制度

対象:災害や失業、病気で収入が激減した人

内容:一定の条件で住民税が減額または免除

申請先:市区町村役場

💡病気や失業で前年より大幅に所得が減った場合、個別事情を説明すれば「特例」が適用されることもあります。


✅ 国民健康保険料の軽減制度

対象:所得が一定以下の世帯

内容:7割、5割、2割の段階的な軽減

申請:基本は自動適用だが、届け出が必要な場合も


3.【相続・贈与の不安を解消】遺言書・遺産分割協議・名義変更

✅ 自筆証書遺言の保管制度(法務局)

ポイント:家庭裁判所の「検認」が不要になる

手続き:法務局で本人確認のうえ、保管

費用:1件あたり3,900円


✅ 相続登記の義務化(2024年4月から施行)

内容:相続登記を3年以内に行うことが義務に

罰則:正当な理由なく放置すると過料(最大10万円)

⚠ 相続手続きは専門性が高く、放置するとトラブルのもとに。行政書士にご相談ください。


4.【老後の備え】任意後見契約・エンディングノートのすすめ

✅ 任意後見制度

対象:将来、認知症などで判断能力が低下する前に準備

内容:信頼できる人に「将来の財産管理」などを任せる契約

手続き:公正証書で作成 → 家庭裁判所で後見人選任


✅ エンディングノート

法的効力はないが、意思を家族に伝える大切なツール

・財産・医療・葬儀・遺言の希望などを書き残せる


5.【知らないと損】補助金・給付金の情報は「待つより探す」!

住宅省エネ補助金

雇用調整助成金

小規模事業者持続化補助金

💡 こうした補助金は申請期間が短く、情報が埋もれがち。行政書士が代行可能な手続きも多数あります。


まとめ:あなたの生活を守る「制度」は、使ってこそ意味がある!

法律や制度は、難しい言葉で書かれていることが多いですが、

**それは「使わせないため」ではなく、「正確に伝えるため」**です。

でも、それゆえに「知らなかった」ことで損をしている人もたくさんいます。

私たち行政書士・FPは、制度と生活者をつなぐ橋渡し役です。

この記事を読んで、「自分に関係あるかも?」と感じた方は、ぜひ一度専門家にご相談ください。

喜多行政書士事務所

香川県の西の端 観音寺市の行政書士事務所です 許認可申請 書類作成 各種手続などの基本業務のほか FPとして資産設計提案業務もしております 困った顔が笑顔になり大きな喜びとなるようにをモットーに 小さい事務所ではありますが日々研鑽しながら頑張ってます どうぞお気軽にご問い合わせください

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